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ブルーベリージャム


ブルーベリージャム


収穫したブルーベリーがだいぶたまってきたのでブルーベリージャムを作ることにしました。

例年、自分用の1年分のブルーベリージャムを作るのですが春先の天候不順が影響してか今年は昨年に比べ収穫量が減っています。それに加えて置いていたブルーベリーが2kg程行方不明になっていました。家内が実家に荷物を送るついでに送ったり、母が近所にもらい物した御礼にあげたりしていたようです。

というわけで今回ジャムにするブルーベリーは2.6kgになりました。



用意するのは深い寸胴鍋とグラニュー糖、酸味を加える為のレモン、そしてジャムを固める為に天然ペプチンを作るりんごです。

今回使うグラニュー糖はブルーベリーの50% 1.3kgを用意しました。



ブルーベリーには天然のペクチン成分が少ないのでジャムにするには相当煮詰めなくてはなりません。この煮詰め作業は結構焦がす原因になったりします。
そこで今年は比較的緩めでもジャムにできるよう天然ペクチンを抽出することにしました。
NETで調べたところペクチンはかんきつ類の種に多く含まれているということがわかりました。またかんきつ類よりりんごペプチンのほうが効果が強いそうで急遽りんごも追加購入して先にペクチン作りをすることにしました。



酸味調整用のレモンを切って絞った後に残った種とりんごの皮と芯を小鍋に入れて煮詰めます。
りんごの皮の色が取れて少しピンク色の溶液ができましたが、どろどろではなくさらさらな状態です。これが本当に効くのでしょうか?初めて作るので不安です。



左がレモン汁  右が天然ペクチン です。



天然ペクチンが出来上がってからいよいよブルーベリーを煮ていきます。

ポイントはブルーベリーの水分だけでジャムを作ることです。

弱火で焦がさないようことこと煮ていくと底の方に果汁が染み出してきます。
底に焦げ付かないよう注意して鍋をかき混ぜていきます。



鍋全体に果汁が広がってきたら、砂糖を全て加え、後はただひたすら、しゃもじでかき混ぜながら、アクを取っていきます。(ここで手抜きするとおいしいジャムにはなりません。)

ある程度煮詰まってきたら天然ペクチンを加えさらに煮ていきます。(ここで酸味を確認して少し甘いようでしたらレモン汁を加えて酸味を調整していきます。)

ボールに水を張ってしゃもじの先からジャムを水中に落としてみて、ジャムが水面で広がらずそのまま沈んでいけば出来上がりです。



今回は天然ペクチンを加えたので少しやわらかめで火を止めました。

あとは、ガラス瓶に移して瓶ごと湯せんすれば完成です。


今回は2.6kgのブルーベリーから2.4kgのジャムができました。



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【2010/08/18 12:41】 Water Garden - スイレン | TRACKBACK(0) | COMMENT(0)
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