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スイレン個人輸入 その1




スイレンの個人輸入 その1

スイレンの個人輸入をこれまで3回行いました。

スイレンの個人輸入を始めた動機は、国内ではスイレンの価格が高いということと、栽培されていない品種を入手したいという理由からでした。昨年スイレン専門書が発売になったり、NHKの趣味の園芸で熱帯スイレンが取り上げられたりして認知度が上がってきたせいでしょうか?、これまでスイレンといえば赤白黄色と名古屋の「ういろう」じゃないですが、そんな売り方でしたが最近はホームセンターなどでもコロラド等の品種物が販売されるようになりました。

個人輸入は初めてではなく、一時円が高くなって個人輸入がもてはやされた時期がありました。その頃から毎年のようにイギリスの「フォートナム&メイソン」に紅茶をたのんでいましたので輸入の要領はわかっていました。
昔はメールなどありませんでしたから、まず国際郵便で日本に輸出できるか問い合わせをして、輸出できるならカタログを送ってもらい、送付方法と支払い方法を決めて見積を依頼し、注文するという手間がかかりました。それに比べて今ではホームページを見て買い物かごに放り込んでカードで決済したり、メールでやりとりするだけで購入できるようになりました。個人輸入が簡単便利になりました。

さて、輸入に先立ち手本にしたのが「スイレンを個人輸入してみよう」というサイトでした。現在リニューアル中のようです。それまで植物の輸入など考えたことはありませんでしたが、このサイトを見てむくむくと輸入意欲が湧いてきました。普通の植物は根が無いと枯れてしまいますが、スイレンは地下茎で増えていく植物ですので、株の植え付けなどの時は古い根は全て切って地下茎だけを植え付けします。植物を輸入する場合は土が付いていなければOKなので、スイレンは輸入にぴったりな植物といえます。
そこで、海外のスイレンを販売しているナーセリーを検索してホームページを見て片っ端からスイレンを輸出できるかメールを出してみました。
返事が返ってこなかったナーセリーもありましたがほとんどの業者は、日本へは輸出はしていないという返事でした。しかたがなくあきらめかけていたところ、あるナーセリーから返事のメールがありました。
そこのナーセリーは代表者が春に亡くなりホームページも閉めたままでしたので連絡先もわからず、Water Gardenを紹介しているアメリカのサイトで問い合わせのメールをしたことがあり、サイトの方がメールを転送してくれたおかげでようやく返事をもらうことができたという次第です。
新たな体制で営業を再開されたようで、その年のカタログも送ってもらうこともできました。
7月になるとロータスフェスティバルがあり、販売価格がカタログより安くなるとのことでしたのでフェスティバルの案内をお願いしたところ案内メールとスイレンリストをもらうことができ、早速オーダーしました。
今回はメールで注文するのではなくFAXで注文しました。メールだと通信費はかかりませんがクレジット番号を書かないといけないのでセキュリティーに心配がありました。
荷物はEMSで送ってきました。輸送日数は5日でした。
荷物は火曜日に到着しましたので子供プールに入れて次の日曜日に植え付けを行いました。注文して送られてきたのが8月の一番暑い時期だったのが悪かったのでしょうか、購入した6種類のうち根付いたのはリリーポンズの1種類だけでした。しかしその1種類の成長も思わしくなく、小さな水中葉が出ただけでその年は終わってしまいました。(3回輸入して気づいたのですが輸送時期と日数もさることながら到着して開封~植え付けまでの保管方法にも問題がありました。)
翌年の春、意を決して再度輸入に挑戦することになるのですがその話はまたの機会にしたいと思います。 

今回の戦績 1勝5敗

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【2006/10/28 11:09】 Water Garden - スイレンの個人輸入 | TRACKBACK(0) | COMMENT(0)
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