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バキューライト埋設式越冬法

バキューライト埋設式越冬法

熱帯睡蓮栽培当初からその存在は知っていましたが、前評判の「カビで失敗する可能性が大きい。」という話を信じてこれまで試していませんでした。
乾燥式越冬法を試すのですからついでに経験の無いバキューライト埋設式越冬法を試してみました。

作業手順
01 02 03 04
掘り出したバルブをオーソサイドで殺菌します。 バキューライトを袋に入れて水を加えて湿らせ電子レンジで殺菌します。 そのままでは温度が高く使えないのでしばらく冷まします。 タッパーに殺菌したバキューライトを入れてバルブを間隔をあけて埋め込みます。
05 06 07 08
上からもバキューライトを被せ手で圧縮し空気を抜きます。 上蓋を被せて品種名をネームランドで作成し貼り付けます。 発泡スティロールの保温箱に入れて屋内に取り込みます。  


結果ですが実験体20セット(19品種 49個)中バルブが腐ったのは"N.Midnight Serenade"1品種、1個だけで他は無事越冬できたようです。

01 02
N.Alexis N.Senorita
バキューライトの割れ目に沿って青カビが発生しています。 割れ目はありませんが青カビが発生しました。植え付け時に有機物が付着したようです。

懸案のカビですが"N.Alexis"と"N.Senorita"の2品種でバキューライト表面に青カビが発生していましたが、表面だけで中へは進入していませんでした。
写真をよく見るとバキューライトの表面にひび割れが見受けられそれに沿って青カビが発生しています。
バキューライト埋設式越冬法は当初言われていたカビが発生してダメになりやすいという先入感でこれまで試すのを避けてきたわけですが、今回試してみて、確かに青カビは発生しましたがバキューライトの表面だけで内部には発生は認められませんでした。
バキューライトからバルブを掘り出してみるとわかるのですが、バキューライトが完全にバルブを包んで酸素の供給を防いでいました。また、同じような泥団子越冬法に比べ材料(バキューライト)に汚れが無く、(泥団子を割るとバルブの周りが黒く変色している。)用土の再利用もできそうです。

01 02 03
N.gigantea var violace N.King of Siam N.St.Louis Gold
6個全てで発芽しています。 太い新芽が出ています。これならすぐに植え付け可能です。 バキューライトの中から新芽が伸びています。

他の越冬法に比べ、私が一番驚いたのは新芽が伸びているものも多く、その全てが太く立派な芽だったことです。
他の越冬法では針先のような細い芽が出ていることが多いのですがこの越冬法では太く立派な新芽が出るようです。この新芽なら直ぐにでも植付可能です。
今回保存容器に小型のタッパーを使いましたが、深さが足らなかったので横倒しで保管したせいで新芽は横倒しで成長してしまいました。次からはもう少し深さがあるBOXでバルブをタテに埋設すれば上に伸びてくれることでしょう。

これまで、食わず嫌いというわけではありませんが、バキューライト埋設式越冬法に関する情報が少なく、カビ感染で失敗する可能性があるというだけでこの方式を試すことを避けてきました。今回、自分で実験してみて完全な思い込みだったことがわかりました。
確かに2個のタッパーで青カビが発生しましたが空気に接している表面だけで内部には感染が及んでいませんでした。1個は表面がひび割れてその割れ目に沿って青カビが発生していました、もうひとつにはひび割れは見つかりませんでしたが、バルブを埋め込む際に空気を抜くために手袋をした手でバキューライトを押し込むのですが、その際に有機物が付着していたのかもしれません。
現在判明している越冬失敗は、実験固体20セット(19品種 49個)中"N.Midnight Serenade"の1個だけで、バルブが軟化して腐っていましたがバルブ自体にはカビは認められませんでした。(越冬失敗原因は不明)全てのバルブが目覚めたわけではないので最終的には確定していませんが、現状では越冬成功率は98%になります。
この越冬率は私にとっても大きな驚きです。今回実験するに当たり、実験の主役は乾燥法で考えていましたが、残念ながら乾燥法の方は期待した結果が得られませんでした。しかしながら、瓢箪から駒とはこのことで、期待していなかったバキューライト埋設式越冬法がこのような結果を残し、スティールウール密閉式越冬法に代わる有力な越冬法だということがわかりました。カビ感染防止の為の殺菌(加熱処理等)手順の見直しや、バキューライト表面やタッパーの蓋の裏をアルコール消毒するといった改善は必要ですが、私が目指すところの「水を使わない」越冬法の完成に一歩近づくことができたと思っています。
来冬までにこの方式をぜひ確立させたいと思います。

01 02 03 04
N.Alexis N.Alexis N.Bulls Eye N.gigantea var violace
05 06 07 08
N.Indiana Goddes(Blue) N.Indiana Goddes(pink) N.King of Siam N.Lepades
09 10 11 12
N.Mark Pullen N.Midnight Serenade N.Midnight Stripe N.Moon Beam
13 14 15 16
N.Pride of Nakasu N.Ruby N.Senorita N.Southen Charm
17 18 19 20
N.St.louis Gold N.Star of Zanzibar N.Tina N.Tropic Sunset

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【2013/05/17 06:37】 熱帯スイレンの冬越し対策 | TRACKBACK(0) | COMMENT(2)
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【 No title 】

余剰バルブが多いからこそできる実験ですね。
一番安価で確実な方法を発見できたら真似させてください^^
でも熱帯種は越冬失敗しました。
日当たりが悪かったので弱っていたのだと思います。

【2013/05/17 09:31】  URL | みも [ 編集]
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【 No title 】

みもさん
私の感では「バキューライト埋設式越冬法」が水を使わない安全な越冬法の最有力候補です。この方式で芽が出るまで越冬保管して、直ぐに植付けが可能です。
タッパーとバキューライトは再利用ができますし、使った後も特別な洗浄は必要ありません。置き場所も水容器を使わないので本棚など場所を選びません。
次の冬はこの方式がうちの本命になると思います。

【2013/05/17 09:56】  URL | ラビ(管理人) [ 編集]
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