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輸入ベリーの隔離栽培終了



輸入ベリー隔離栽培終了

昨年4月に輸入したベリーの隔離栽培が終了したと神戸植物防疫所 伊川谷圃場より連絡がありました。

1年の隔離栽培では検査が終わらず、隔離栽培が延長になっていた8種11本です。

残念ながら下記の5品種5本はウイルス病が見つかり検査合格できませんでした。

  Blackberry
      Arapaho 1本
      Obsidian 1本
      Ouachita 1本
      Prim-Jan 1本
  Raspberry
      Saanich Red 1本

合格したのは下記の4種6本です。

  Blackberry
      Arapaho   1本
      Loch Ness  2本
      Prim-Ark 45 2本
      Prim-Jan   1本

引渡し方法は着払いの宅配便も可能でしたが、検査官の方からベリーの輸入と隔離栽培についての話も聞きたかったので車で受け取りに行きました。

今年の3月7日から日本の植物防疫法が改正され輸出国の検疫検査の他にサドンオークデス病原菌(Sudden oak death)の栽培地検査が必要になりました。

この影響は大きいようで改正以降伊川谷圃場ではベリーの隔離栽培申請は1件だけだったそうで、検査官の方は「皆さん苦労されているようです。」と話されていました。

北米や欧州は、ほとんどこの検査が必要で栽培地に検査官が赴いて検査をしてもらわなければならず、そこまでして販売してくれるナーセリーはほぼ皆無ではないかと思います。

幸い、オーストラリアやニュージーランドといった南半球の国はまだこの病気に侵されていないので検査は必要ありません。

オーストラリアからはYOUNGBERRYを輸入した経験があり、色々探してはいるのですがどこもベリーの品種が少なくほしい品種が無いのが現状です。

現在、欲しいものリストNO.1は「Black Butte」なので、(3度輸入に失敗しています。)やはり、アメリカでサドンオークデス病原菌(Sudden oak death)の栽培地検査してくれるナーセリーを探すしかないのかもしれません。













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【2012/11/25 23:14】 Berry's Garden | TRACKBACK(0) | COMMENT(3)
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【 サドンオークデス 】

そのたった1件の隔離栽培申請は私です。
米国だと、サドンオークデス病菌の検査をしてくれるナーセリーリストがあって、その中から選ぶと輸入できるのですが、URLがあるわけではなくナーセリーの名前と住所だけです。
通販をしているかどうかもわかりませんし、ベリーを扱っているかどうかもわかりません。
名前で検索して、通販リストを持っているか調べるのですが、とても大変な作業でした。

【2013/01/25 14:39】  URL | KOH [ 編集]
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【 サドンオークデス対応 】

KOHさん こんばんは!コメントありがとうございます。
それにしてもチャレンジャーですね!
私も現在リベンジするべく努力をしています。
オレゴンからのルートは確保しましたが、欲しい品種を取り扱っているナーセリーが無く現在カルフォルニアルートを探索中です。
良い情報がありましたらまた教えてください。
今後ともよろしくお願いします。

【2013/01/25 22:24】  URL | ラビ(管理人) [ 編集]
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【 No title 】

オレゴン州は州税がかからないので、物品の購入にはいいですね。私はパソコンの部品などを取り寄せています。
苗の手配はむずかしいですね。寒い地方ですから、販売されている品種が偏っています。
それにオレゴン州は、ワシントン州と共に、ブルーベリーの禁輸地区となっていて、州をまたぐ移動でさえ、検疫が必要となってしまいます。
カルフォルニア経由、私もいろいろと手を尽くしているのですが、また見つかっていません。

【2013/01/31 02:37】  URL | KOH [ 編集]
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