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下野河骨



下野河骨

下野河骨です。

水上から観察するだけでは全体が把握できないので水から鉢を上げてみました。



成長点が3箇所あり、アルファベットのYの形に成長しています。



河骨という名前の由来になったように根茎の上部が表土からでています。

確かに葉が落ちた状態では骨のように見えそうです。



水中葉は睡蓮のように最初から20cm程のサイズで生えてくるのではなく観察してみると最初は釣りばりのように丸まった状態(伸ばせば8cm程の長さ)でなおかつ、葉が蝶の羽が閉じたような形をしています。

この葉が成長するとまっすぐな葉になると思いきや大きくなっても鉤型のままです。

水流が良くあたるほうの株は比較的水中葉も開いていますが、水流の下(しも)にあたる場所のものはほとんどが鉤形をしています。

水中葉を一枚撮ってみました。

ナガレコウホネとの違いの一つに葉身基部の切れ込みの有無があります。

ナガレコウホネは下野河骨と河骨の交雑種なのでコウホネ特有の葉身基部の切れ込みがみられますが、下野河骨には葉身基部に切れ込みがありません。
(どちらかというと丸い形をしています。)

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【2011/08/22 12:02】 Water Garden | TRACKBACK(0) | COMMENT(0)
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