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ベリーの輸入 3 オーストラリア編




ベリー
輸入 3  オーストラリア編


オーストラリアから輸入したブラックベリーが到着しました。
6/28にEMSで現地を出発して関空に到着するとばかり思っていましたが、オーストラリアポストの荷物追跡と郵便事業会社の荷物追跡をチェックしますが翌日の29日になってもオーストラリアから輸出された後国内に到着したとの更新がありません。

7月1日に隔離栽培場を見学することになっていましたのでどうなっているのか心配でしたが最悪7/30着でも翌日には何とかなると楽観していました。

29日は情報の更新が無く翌30日の11時になんと、東京国際支店に到着してしまいました。これは結構あわてました。なにせ、輸入申請は関空で申し込んでいるのですぐに神戸植物防疫所の担当者の方に連絡して東京に着いた旨を伝え、関係部署に連絡をとってもらいました。少しして横浜植物防疫所の担当者の方から連絡をもらい荷物番号を伝えました。防疫所のほうでも7/1に間に合わそうと一生懸命にやってくれていました。(感謝です。)
検疫も無事に終わり午後5時には東京国際支店を出たので、翌7/1には隔離栽培場に届くものと信じていたところ残念ながら荷物は間に合いませんでした。
夜になって荷物追跡をしたところAM11時ごろ新東京支店通過と出ました。東京国際支店と新東京支店は同じ住所のようでせっかく植物防疫所の方ががんばってくれたのに郵便事業会社がこれではEMS(国際スピード郵便)の体をなしていないと言わざるを得ません。
当然、隔離栽培場には翌日の7/2(土)着で土日休みなので持ち帰られ遅れに遅れて隔離栽培場に到着したのは7/4となりました。
植物なのでこの無駄な3日間を大変心配しましたが、担当者の方から苗の写真を送ってもらい思いのほか状態が良いので安心しました。

輸入したのはブラックベリーのYoungberryで、ルイジアナ州モーガンシティーのバーンズ M・ヤング氏によって1905年にBlackberryとDewberryとの交配で生み出され1926年にリリースされました。現在のOlallieberryはYoungberryとLoganberryの交配から生まれ、人気のMarionberryはOlallieberryとChehalem blackberryの交配で誕生しています。
つまりYoungberryはOlallieberryの親でありMarionberryの祖父にあたります。

このように歴史ある品種ですが現在アメリカ国内ではほとんど栽培されておらず苗を入手することも難しいのが現状です。色々調べたところ、現在Youngberyが多く栽培されているのはオーストラリア、ニュージーランド、南アフリカだということが判りました。
そこで、何とかオーストラリアから輸入できるようあっちこっちにあたりましたが、オーストラリアは南半球で日本と季節が逆なこともあり、なかなか良い返事がもらえません。また、オーストラリアでは固有種の植物も多くせっかく販売するナーセリーを見つけても州間でも植物の移動が制限されているそうで州を越えては販売できない等、一時は輸入を諦めましたが、なんとか輸入にこぎつけることができました。

YoungberryはBlack Butteと共に輸入したいブラックベリーでしたので、輸入したBlack Butteがダメになった矢先ですので喜びも一入です。

今回輸入したのはトゲ有り2本とトゲ無2本の計4本です。

苗の程度も良く、あとは1年間は長いですが無事に隔離栽培をパスしてくれることを願っています。(これがけっこうハードルが高い)

ちなみに今回輸入時に使った根の梱包材は高分子ポリマー(紙おむつの中入っている吸収剤)です。

この時期気温も高くピートモスやミズゴケの有機物で根を包むと蒸してカビが生える危険性が大きくなります。そこで無機物の高分子ポリマーで根を包んで送ってもらいました。

写真を見る限りでは高分子ポリマーの使用は正解だったようです。








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【2011/07/04 22:38】 Berry's Garden | TRACKBACK(0) | COMMENT(1)
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【2011/07/07 21:23】  URL | [ 編集]
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