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巨大化

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巨大化

8月22日に追肥を行いました。

通常の施肥方法は鉢用土に化成肥料を押し込むのですが、根が張っていると押し込むのも大変です。
そこで、前から考えていた施肥方法を試してみることにしました。

今回実験した施肥方法は、花蓮栽培で使う投げ入れ法です。

花蓮の追肥は水鉢に直接肥料を投入します。蓮の葉は大きいので水分の蒸散も多く結構な量の水を吸い上げます。
水鉢に肥料を埋め込むより用水に溶かして吸収させるほうが効果が高く一般的な花蓮の施肥方法になっています。

この花蓮の施肥方法を睡蓮に応用できないだろうか?と前々から考えていました。
なにせ、栽培する鉢数が半端ではなく施肥するだけでも大仕事です。
特に、夏場は「暑さと」や「やぶ蚊と」戦いながらの作業なので熱中症を気にしつつ作業を行っていました。
投げ込むだけなら栽培する鉢が多くても先に計量しておけばそんなに時間はかかりません。

施肥量ですが基準がないので1鉢あたりの施肥量×鉢数にしてみました。

あれから1ヶ月、本来なら葉が小さくなり、数もまばらになっていく時期なのですが、肥料が効いたのか葉は青々して水鉢からはみ出すほど大きく、花も通常よりも茎が長く伸び、これまでより一回りも大きな花を着けています。

葉や茎が長く伸びるのは窒素肥料過多の典型的な症状です。多すぎると濃度障害でダメージが出ますが、この程度であればむしろ大歓迎です。この感じだと窒素分はもう少し減らしても大丈夫なようです。

今期はもう無理ですが、来期には投げ入れ法と通常法とで比較実験を行い効果を検証してみたいと思います。

1つの水鉢に必要量をお茶パックのようなものに小分けにしておいて投入する。こんなことができれば根を痛めることも無く、栽培作業も大変楽になります。また、パックだと水替え時にはパックごと取り出せば良いし、休眠時にはパックを取り出せば肥料を切らすことがでlきます。

なんか良いこと尽くめなので是非この施肥方法を確立したいと思います。

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【2016/09/30 23:21】 Water Garden - スイレン | TRACKBACK(-) | COMMENT(0)
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