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水葵



水葵

水葵が開花しました。

今年の開花は毎年咲かせているプラ舟ではなく庭の温帯種用睡蓮水槽です。

というのも、古土の中に水葵の種が混じっていた為、睡蓮用の植え込み鉢のあちこちで種が発芽して、いくつかの株は大きく育ってしまいました。

ちなみに物干し場の水葵はまだまだです。



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【2013/08/30 13:02】 Water Garden - ミズアオイ | TRACKBACK(0) | COMMENT(0)
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N.immutabilis



N.immutabilis

やっと"N.immutabilis"が開花しました。アネクフィア亜種で未だ咲いていないのは1品種だけになりました。

その咲いていない1品種(実はもう1品種ありました。計2品種ですがそのもう1品種は休眠中なので今シーズンの品種数からは外しています。)ですが、品種名は咲いてからのお楽しみということなのですが、花芽が上がってこないので、先日、水甕から鉢を引き上げてみると、バルブが鉢の中に2~3cm程沈み込んで成長点が完全に土中に埋まっていました。

用土は硬めに練った物を使っているので自重で沈んだとは考えられません。なんともミステリーです。

急遽根鉢を鉢から取り出してバルブ上部の用土を取り除き、底に新しい用土を追加し植えなおしました。

今シーズン開花が間に合うかは、なんとも微妙です。

【2013/08/29 00:07】 Water Garden - スイレン | TRACKBACK(0) | COMMENT(0)
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熱帯スイレンの植付と植替えについての考察



熱帯スイレン植付植替えについての考察

梅雨が明け順調に開花し始めた熱帯スイレンですが8月に入ると急に花数が減り花上がりも悪くなり、株も元気がなくなる現象がここ数年続いています。

当初は、M川さんのHPの越冬記事で「8月には肥料を切って休眠準備を始める。」と書かれていたので、休眠するために増殖モードになっているものだと簡単に考えていました。しかしながら、花の時期が2週間ほどというのはやはりどうしても納得できないでいました。

そこで、あらためて株の状態をよく観察したところ、そのような症状が出ている鉢には共通の特徴があることがわかってきました。それらの鉢の特徴は用土が膨れて株元が埋まって葉茎が用土から一本ずつで生えたような姿になっています。そこでいろいろと調べて自分なりの推論を組み立ててみました。

症状
   花の時期が1週間から2週間しか続かない。
   新しい葉の展開が少ない
   全体的に葉が小さくなった。
   株元が用土で埋まっている。

私なりに出した推論は下記のとおりです。

開花をし始めるということは、株が成長して大人になったということで株が一番元気に成長している時期に入ったということです。当然、根張りも良く、根が太く成長することで鉢内に圧力が発生し、用土が上に向かって押し上げられます。

押し上げられた用土が株元を覆ってしまうと株元が埋まるので成長点に陽が入らなくなってしまいます。そうなると、生活環境が悪くなったと植物が認識し、開花モードから休眠モードに変化し休眠準備を始めることによって花芽や新芽の形成が阻害される。



この推論に沿って、昨年からこのような状態になった株については株元を覆っている用土を水で洗い流して用土を入れなおす対策をとるようにしました。しかしながら、この対策も効果は限定的で、その他の要因があるのではないかと考えるようになっていました。

そこで、今年、花が咲かなくなり、株元が用土で覆われた株をいくつか鉢から外してみることにしました。それらの鉢は根がしっかりと張って名札が抜きづらく、株も根が張って鉢からなかなか抜くことができません。

抜いて根の状態を確認したところ、幾つもの太い根がサークリングして根鉢になっています。根の状態を観察してたどりついた結論は、

①、「根が太く成長することによって、用土が押し上げられ成長点が埋まって花芽や新芽の形成が阻害された。」

②、「根詰りにより根が張れなくなって株の成長ができなくなり成長が止まった。

というものでした。

熱帯スイレンは栽培する容器に応じて大きくもなり、小さくもなります。つまり栽培する鉢の大きさに応じて株が成長し花が咲きます。確かに一般的に趣味で栽培する環境としては40cm~60cmの睡蓮鉢に3号~5号の駄温鉢が普通で、(うちではライズボールプランター450に105号[4号鉢相当]のプラスティクポットカバーを使っています。)一度植え付けしたら休眠するまでは追肥以外は鉢をさわる事はありませんでした。

また、栽培する鉢の大きさは、植えつけるバルブの大きさと目指す花の大きさで決めていましたので、睡蓮栽培では一般的に植物栽培では普通に行われている植え替えや鉢増しの必要性は頭の中にはありませんでした。

根の状態を確認して、株元を覆っている用土を除去するだけではなく植替えや鉢増しして根詰りを解消しないと再度花を咲かせることはできないのではないかと考えています。

ただ、下図のような植替えや鉢増しでは根を傷つけるので、植えなおしてもダメで新しい根が出るのを待たなければなりません。根鉢を取り出したらなるべく触らずそのまま植え込むほうが良いようです。





8月に入り、これらの症状が出た鉢については、肥料を切る時期ですが、推論を確認するために植替えや鉢替えを行っています。

通常、熱帯スイレンは6月の休眠明けに越冬したバルブを鉢に植付してその後の管理は追肥程度と考えている方が多いと思います。

うちの夏場の園芸作業は水鉢の水補給と追肥、そしてブルーベリーの収穫と決めていましたが、これからは熱帯スイレンの植替えもスケジュールに入れておかなければならなくなりそうです。

また、先日、加藤宣幸氏の写真展で加藤氏と今回の件に関して話をしたところ、加藤氏から肥料と植えつけ方に関していくつか有益なアドバイスを貰いました。

肥料についてのアドバイスでは、開花が止まるのが早すぎると言われました。確かに開花1-2週間で咲かなくなるのは早すぎます。現在私が使っている肥料はN10-P10-K10のIB化成です。彼の話では窒素とカリが多すぎるのではないかと言うことでした。

肥料の効用は下記の通りです。

窒素(N)
葉や茎を大きくし葉の色を濃くするため「葉肥」といわれ、植物のタンパク質や葉緑素などをつくるために必要。

リン酸(P)
開花・結実に役立つため「実肥」ともよばれています。植物の細胞を構成する成分で、細胞分裂の盛んな茎や根の先端部に多く含まれる。

カリ(K)
根の発育を促進するため「根肥」といわれている。植物の生理作用を円滑に行う働きがあり、生長促進を担っている。

この効用を逆に見てみると、

花が咲かなくなる。→ リン酸不足
根詰り、→ 根が成長しすぎ→カリ過多、

という訳です。

特に窒素とカリが多いので根張りが良すぎて普通よりも早く根詰りしてしまうのではないかと言う事でした。

根張りが良いことは歓迎すべき事柄なのですが複雑な心境です。

加藤氏の話では、現在国内で販売されている肥料には睡蓮栽培にあったものがなく、できれば睡蓮栽培に特化した肥料をつくりたいのだそうです。

私も窒素とカリの少ない肥料を探そうと思います。



また、植えつけ方についてのアドバイスももらいました。

通常、用土は鉢の上部から少し(10mm-15mm程)下げて植えつけています。

陸上植物なら一般的な植付方法です。しかしながら、根が成長して用土が持ち上がる環境では縁から下げて植え付けると増えた土で鉢内がいっぱいになります。

そこで、膨らむことを想定して植付時に鉢の上部から少し下げて練った用土を入れてその上に鉢の上部擦り切れになるよう細粒の赤玉土を入れバルブを植え付けします。(赤玉土細粒の厚みは6~8mm程度)このように用土を鉢上部いっぱいに入れることで根が成長して用土が膨れても、上部の土は細粒なので鉢の上部から鉢の外にこぼれ落ちて株元を覆うのを防ぐことができるそうです。




植替えや鉢増し時には底には練った用土を使いますが外周の隙間には同じ赤玉土の細粒を使います。植え付けに関しても、根鉢は崩さず(根鉢を崩して小さくしても触った根は傷んでダメになる。)植え込みは新しい用土レベルよりも浅めにして古い用土の上部を新しい用土よりも高く植えるのがポイントだそうで、こうすれば用土が膨れても鉢の上部から外に落ちて株元が覆われることはありません。

小さな鉢で栽培する以上、根詰りは避けられません。避けられないのであれば、あえて根詰りを前提にした栽培法で対応するつもりです。

昨年までは、メインとリザーブ2種類ずつ計4個の鉢を同じ水鉢に入れて栽培していましたが、これだと、込み合って競争になり、成長が良いのと悪いのが出てきます。そこで今年はメインとリザーブの水鉢を分けることにしました。開花させる株には通常カラーポッドカバ105型(4号鉢相当)を使用し、リザーブ株には90型(3号鉢相当)を使用しています。置き場所も開花用は庭中央で、リザーブ用は物干し場にしました。

開花用の株では水鉢に105型を2個入れするようにし、リザーブ用は増殖対策なので日照は考慮せず90型を4個入れています。

栽培してみると環境が違うので一概には言えませんが、105型と90型の成長を比べてみると、今年は90型の方が105型よりも早く花をつけました。鉢内の根の廻りが早いと開花も早くなるようです。

もしもこの推論通りなら、植替えを前提に最初は90型に植え付けて、根詰りする前に105型に植替えし、必要なら120型(5号鉢相当)に植替えすることで花を長く楽しむことができるはずです。

とりあえずリザーブ組のいくつかでこの方法を試してみようと思います。

【2013/08/28 00:25】 Water Garden - スイレン | TRACKBACK(0) | COMMENT(2)
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写真展



写真展


8月24日の土曜日、大阪梅田のイーマ 1Fで開催されている「加藤宣幸」さんの写真展に行ってきました。

加藤さんとは今年のオフ会で初めてお会いして色々楽しいお話をさせてもらいました。

プロフィールによると今回で4回目の写真展だそうです。

8月21日~9月9日迄開催されています。

加藤氏は睡蓮をモチーフにした写真でその道では有名な方で、IWCのメンバーでもあり、睡蓮の写真を撮るために睡蓮を自分で育てておられ、最近は交配を熱心にされているようで鉢が千鉢ぐらいあるそうです。

当日は、神戸花鳥園の佐藤さんや群馬のAさん、三木のKさんご夫妻も来られ、午後2時から10時半まで8時間半にわたって、(途中夕食も交えて)睡蓮談義で楽しい時間を過ごすことができました。また、趣味の園芸の金子氏が突然来られたりとハプニングもありました。

写真展は9月9日までされていますので、興味のある方は見に行かれてはいかがでしょうか?

(平日は事務所の方がおられ、週末には加藤氏も来られるそうです。)







【2013/08/26 12:10】 Berry's Garden | TRACKBACK(0) | COMMENT(3)
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今日の熱帯スイレン



今日熱帯スイレン

このところの開花品種ですが、少し偏りがでてきました。

先行の開花組ですが、用土の盛上がりと根詰りの影響で新葉の展開が少なくなり元気がありません。

現在、気づいた順に鉢替えと鉢増しを行っています。効果の程はわかりませんが、結果がわかるのに2週間ぐらいはかかりそうです。

順調に開花していた株が開花しなくなる原因のひとつとして、「根が成長し、根量が増えたことによる用土の盛り上がりで株元が埋まって陽がささなくなり、開花しなくなった。」と以前のブログで書きましたが、ここのところ、鉢を良く観察してみると

これまでは、株の成長→根の成長=根量の増大→用土の盛上がり→株元の遮光→花芽形成の阻害と考えていましたが、根詰りも上記のサイクルに入れるべきではないかと考えるようになりました。

つまり、

株の成長

根の成長=根量の増大→用土の盛上がり→成長の鈍化→株元の遮光→花芽形成の阻害

根詰り

成長の鈍化

花芽形成の阻害

という2つ流れ(要因)で花がつかなくなっている可能性があります。

また、元気な株は葉の数も多くこの暑い時期でも葉が影を作って鉢の水温が上昇するのを防いでいます。
いくら熱帯スイレンと言っても水温が高すぎるのは良くないはずですので、元気が無くなり、葉が少なくなると水温が上昇し暑すぎて休眠モードにスイッチが入ることも考えられます。

もしもそうなら、用土が盛上がり始めたら根詰りのサインと捉えて、早めに鉢替えや鉢増しを行うようにすれば花を長く楽しむことができるはずです。

先週から、庭の熱帯スイレン組の約半数で鉢替えや鉢増しを行いました。これで再び開花し始めれば、現在開花が順調な組も様子を見ながら鉢替えや鉢増しを行うつもりです。









【2013/08/23 13:47】 Water Garden - スイレン | TRACKBACK(0) | COMMENT(0)
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今日の熱帯スイレン



今日熱帯スイレン

やっとN.Ultra Violet が開花しました。
このスイレンも加温栽培組なので、N.Ostara同様、なかなか調子が上がってきませんでした。

初花なので花も小さめです。

8月も後半なので鉢増しするか微妙な時期ですが、株の様子を見て対応しようと思います。

本日の開花は下記の通りですが、現在、うちの熱帯種で一番元気なのはN.Blinkです。
色合いが真珠のようでシーズンを通して良く咲きますし、2輪咲き、3輪咲きも珍しくなく、シーズン中ほぼ花が絶えることがありません。

初心者の方にはお勧めのスイレンです。

N.Ultra Violet
N.Tina
N.Mark Pullen
N.colorata Stripe
N.Blink









【2013/08/22 06:45】 Water Garden - スイレン | TRACKBACK(0) | COMMENT(2)
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今日の熱帯スイレン



今日熱帯スイレン

連日の猛暑で焼ける花が続出です。(特にAutumn (Sunset)系とBlue / Green系は顕著です。

やはり、この時期 白色の寒冷紗があったほうが良いようです。

近くのHCではなかなか白の寒冷紗は無いので、NETで購入することにしました。

今シーズンはもう間に合わないかもしれませんが、来年用ということで、届いたら試験を兼ねて張ってみようと思います。

本日の開花は

N.Florida Star
N.Sally Smith Thomas
N.Sky of Awaji
N.Midnight Stripe
N.Janice
N.Midnight Serenade
N.Senorita
N.Leopardess
















【2013/08/21 11:24】 Water Garden - スイレン | TRACKBACK(0) | COMMENT(0)
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今日の熱帯スイレン



今日熱帯スイレン

"N.Florida Star"と"N.Sally Smith Thomas"はBerry's Water Garden初お目見えです。

"N.Florida Star"は"Florida Aquatic Nurseriesから1999年に発表された品種で"N.Sally Smith Thomas"はチャールズ・ウインチ氏によって作られた睡蓮です。

"N.Janice"と"N.Tina"は今シーズンの初花になります。









【2013/08/20 00:44】 Water Garden - スイレン | TRACKBACK(0) | COMMENT(0)
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ネームプレート



ネームプレート

スイレン栽培で使っているネームプレートですが、一般では水鉢に挿して使うようなものは無く、植物園などでネームが水上に出るような長いものも見かけますが特殊な製品なので値段も高く現実的ではありません。国華園等で長いのがあるにはありますが、足が鉄で錆やすかったり、長さはあるのですが普通のT型ネームプレートをそのまま拡大したような形でカラーポットカバーに挿すには大きすぎます。

そこで睡蓮用のネームプレートを自作することにしました。

用意する材料

①、ダイソーで売っているガーデニングネームプレート、(店に置いていない場合は取り寄せも可能ですが10個以上での発注でないと取り扱ってくれません。これまで色々なネームプレートを使いましたが耐久性もあり、コスパの点からもこれがベストです。)

②、ホームセンターで売っている厚さ2mmの白色PVC板 450mm×300mm×t2.0mm

③、ネームシール カシオのネームランドが最適(白18mm 白24mm)(ネームプレートに油性マジックはほぼ1年で消えてしまいます。このシールは耐候性が高く、粘着力も高いので水中でも剥がれません。)

使う道具

①、アクリルカッター(先がカギ状になって引っかいて削る)
②、プラスティック、塩ビ用ノコギリ
③、ハンドリベッター
④、リベット鋲(2.4mm)
⑤、ドリル
⑥、ドリルキリ先2.5mm

作り方

①、PVC板を幅9mm長さ150mmにアクリルカッターで切断します。

②、切断した板の片側をプラスティック用ノコギリで山形に切断します。

③、ガーデニングネームプレートの山形部の細くなる辺をカッターで切断しPVC板と合わせて穴を開けます。

④、ガーデニングネームプレートとPVC板をリベットで固定します。
  (当初2箇所止めを考えていましたが、1箇所でも強度に問題なく1箇所に変更)

⑤、ネームランドでネームシールを作成してネームプレートに貼ります。


以上で完成です。(ネームプレート下の寸法は200mm)

水鉢に挿してみました。接続部が水中になるので見た目にも問題ありません。

これで写真を撮るときいちいち水中のネームプレートを確認する必要がなくなりどの鉢に何が植わっているか一目瞭然になりました。





【2013/08/19 00:34】 Water Garden | TRACKBACK(0) | COMMENT(0)
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今日の熱帯スイレン



今日熱帯スイレン

チャールズ・ウインチコレクションのセニョリータが開花しました。
チャールズプライドと良く似ていると他の愛好家の方から指摘がありました。

両方咲いたら一度検証しようと思います。

昨年増殖モードだったブルズアイも今シーズン初開花です。










【2013/08/18 23:47】 Water Garden - スイレン | TRACKBACK(0) | COMMENT(0)
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