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紫式部の越冬について



紫式部越冬について

熱帯睡蓮の越冬に関し、越冬法以外でも抱えている問題がいくつかあります。
中でも紫式部の越冬には・・・ほんと!頭を抱えてしまいます。この冬もいろいろ試しましたが、結局ムカゴ苗以外は全て失敗してしまいました。

熱帯種の中でもムカゴ種は遅くまで活動していますが、その中でも紫式部は突出しています。なかなか休眠しないのでそのまま加温水槽で加温栽培するのですが、順調に冬越しできていると安心していると、突然葉が少なくなって気づいたときにはバルブは既に腐っています。通常、休眠に入ると水上葉が上がらなくなり小さな水中葉だけになりますが、紫式部はバルブがダメになりかけても成長点は活動できるようで気づいたときには手遅れの状態です。
ここ数年、この繰り返しでスティールウール密閉式越冬法と合わせて無事に越冬できた経験がありません。唯一、ムカゴ苗をプラコップと台所ネットに入れて加温栽培した数株だけが越冬に成功しました。
今回も失敗したときのことを考えて秋にムカゴ苗を作りおきしていたことが幸いしました。(ムカゴ苗ができ易いのがせめてもの救いです。)

この紫式部、来冬はバキューライト埋設式越冬法で越冬実験したいと思っています。

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【2013/05/21 09:06】 熱帯スイレンの冬越し対策 | TRACKBACK(0) | COMMENT(8)
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