大賀ハス
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Thailand
![]() これには、さすがの私もビックりしました。当然、行き先はタイ語で書かれていて、日本のようなバス停があるわけでもなく、看板もありません。そもそも、観光客が一人で乗る交通手段では無いのです。ほんと、現地の人でなければ乗り合いバンに乗ることは難しいと思いました。 このバン、結構なスピードで飛ばします。Chanaと片言の英語で会話しながら1時間半ほど経ったとき、降りるから用意しろということで一緒に途中下車しました。 ![]() お昼を食べようというので道路沿いのトタン屋根だけがある(壁はありません)食堂で昼食を取りました。彼は良くここを利用するそうです。「何食べる?」と聞かれたのですが、メニューが有るわけでもなく、あったとしてもタイ語がわからないので同じですが・・・、注文はChanaに任せて、ただ一言「ノー.パクチー」とだけ伝えました。 どこでも寝れる、何でも食べれるのが私のモットーなのですが、パクチーだけはいけません、これだけは体が受け付けないのです。 Chanaが頼んでくれたのは太いビーフン入りのタイ風ヌードルでした。味付けは少し濃いめの甘めといったところで、これは普通に食べることができました。 食事をしていてふと気づいたことがありました。タイの人はコップやビンから物を飲むときは必ずストローで飲みます。取っ手が付いた氷水入りのマグカップに少し短いストロー、ちょっと日本では見ない光景でした。 ![]() 食事が終わり、国道からわき道に入りました。 ![]() 農場に歩いて行くのかと思えば、2本のやしの木の下で止まりどこかに電話をし始めました。電話が終わると迎えを頼んだので少しここで待つようにとのこと、車で迎えに来てくれるのかと思ったところやって来たのはなんとバイク、そうですこのバイクに3人乗り、しかもノーヘル、全て始めての体験でした。 ![]() バイクで10分ほど走ったでしょうか、ついにLadda Gardenに到着しました。 ![]() まず目に入ったのが入口左側の池でした。 中央にヴィクトリア、周囲に水生植物を配しています。 母屋を抜けると目指す場所はそこにありました。 栽培池の数は3つ、 温帯種用の池 約280m×15m 熱帯種用の池 約330m×25m 蓮用の池 約 75m×15m これぞ、正真正銘の露地栽培でした。 ![]() これが全て温帯スイレンです。驚きました! ![]() ![]() また、温帯種用の池と熱帯種用の池の間にはおびただしい甕が埋められてあり、中は白Gと温帯種が同居するという日本では見たことが無い奇妙な環境でした。 ![]() このLadda GardenはChanaのお母さんが始めた農園で、スイレンの栽培はお母さんがされているそうで、Chanaは日本で言うところの庭師の資格を取って造園業をしてると言っていました。このおびただしい甕はどうやらお母さんのスイレンコレクションのようでした。 Chanaの話では、このLadda Gardenですが一昨年の大洪水では大きな被害がでたそうで、ネオロゼア等のオーストラリアスイレンを容器に入れて甕に沈めていたところ、ほとんどが洪水で流されてしまったのだそうです。たまたま、タイに行く前に神戸花鳥園の人と少しメールでやり取りしたことがあって、Ladda Gardenに行くことを伝えたところ、昨年、神戸花鳥園の社長がここを訪れたそうで、その際お母さんに頼まれたそうで、神戸花鳥園からネオロゼアを送ったと言うことでした。 園内を歩きながらひとつ疑問に思ったことがあったのでChanaに聞いてみました。 それは、園内を歩いていてスイレンの品種名がついた札がどこにも見当たらなかったことです。 品種名がわからないけど、どう管理してるのか聞いてみたところ、タイのスイレン販売は品種ではなく色別だそうで、確かにアユタヤのロードサイドにある植木市で売っていたスイレンには品種名の札はありませんでした。 日本でも数年前までは同じような販売方法をしていたことを考えれば仕方がないことかもしれません。 ![]() 池から掘り上げて容器に植え替え出荷待ちのスイレンです。 ![]() こちらは熱帯スイレン用池で中央でビクトリアを栽培しています。 ![]() お母さんが交配し、その中から濃いピンクのものを選抜したそうで、名前はまだ付いていないそうです。 ![]() こちらも交配で作った品種で、濃い紫が特徴だそうです。 池の周りを歩きながら話をしていたところ、突然Chanaが私にそこから向こうは危険なので行かないほうがいい、と言うので理由を聞くと「スネーク」と一言、私が「コブラ ?」と返すと、「YES」とのこと ちょっと冷や汗をかきました。 その後も色々話をして、ふと時計を見ると2時近くになっていました。ホテルのチェックアウトが6時なので5時前には戻らなくてはならず、もう少し見たかったのですがバンコクに戻る時間になりました。帰りもChanaに送ってもらい無事にバンコクに戻ることができました。行きの乗り合いバンは乗り換えなしでしたが、帰りは乗り合いバンに1回、路線バスに1回乗り換えてが必要で、帰りは一人でも大丈夫かなと思っていましたが送ってもらわないと帰り着くことはたぶんできなかったと思います。 Chanaにはヴィクトリアモニュメントで別れそこからホテルまではタクシーで戻りました。 Chanaにも言いましたが今日一日はまさにリトルアドベンチャーでした。 次回はChanaが出荷している市場に案内してくれるそうで、時間がとれればまた行きたいと思います。 【2013/02/14 00:22】 Water Garden | TRACKBACK(0) | COMMENT(6) top>> |