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ベリーの収穫




ベリー
収穫


本日のブルーベリーの収穫は920g 通算収穫量は4570gになりましたのでそろそろジャム作りができそうです。

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【2010/08/14 00:08】 Berry's Garden | TRACKBACK(0) | COMMENT(0)
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ベリーの輸入(隔離栽培場の見学)




ベリー
輸入隔離栽培場見学


スイレンの輸入はもうお手の物ですが、ハードルが非常に高いのがベリー類の輸入です。
これまでも何度か輸入を試みましたがことごとくうまくいかずそれならばとベリーの種子をアメリカから2回取り寄せましたがこれもうまく発芽せず失敗に終りました。

実生も試みましたが、ほしい品種の果実は流通していません。その昔、オレゴンとの定期便就航記念のオレゴンフェアーが東京の東急ホテルで開催されたときマリオンベリーを特別に持ち込むということで大阪から連絡して1個でも良いから果実を分けてほしいと申し込んだことがあります。その時は既に全てが消費されていた後で入手は叶いませんでした。

そんな失敗の日々を重ねていましたが、今年の1月にやっと念願が叶いラズベリーとブラックベリーを輸入することができました。

ベリー類の輸入はスイレンとは違い、病害虫の国内への進入を防止する為に1年間の隔離栽培が必要になります。
隔離栽培中にはウイルス検査を始め色々な検査をして大丈夫だと認められた株だけに栽培許可が出るのです。



輸入することができる見通しがついたのが昨年の夏でした。
まず行ったのは隔離栽培場所の確保です。

ベリーの輸入をするには、1年間の隔離栽培場所の手配が必要になります。
せっかく輸入しても隔離栽培スペースがなければ廃棄しなければなりません。

輸入の準備は昨年の8月から始めました。神戸植物防疫所と事前打ち合わせをしながら隔離栽培を申請して隔離栽培場所の予約を行いました。予約ができたことは非常にラッキーでした。
あとはアメリカ農水省の輸出検査で合格するだけです。

なんとか、それらの問題点を一つ一つ解決して念願のベリーの輸入までこぎつけることができました。

今回輸入したのはラズベリーが8品種16本、ブラックベリーが15品種30本、計23品種46本です。2本ずつにしたのは1本枯れてももう1本が残ればというふうに考えたからです。

輸入した品種は下記の通りです。

Blackberry
  Apache
  Black Butte
  Black Satin Thornless
  Chester Thornless
  Chickasaw
  Dirksen Thornless
  Kiowa
  Marion
  Natchez
  Olallie
  Navajo Thornless
  Prime-Jim Primocane
  Siskiyou
  Triple Crown Thornless

Raspberry
  Autumn Bliss
  Bababerry
  Cumberland Black Cap
  Canby
  Heritage
  Latham
  September
  Willamette
  
Dewberry
  Thornless Loganberry



輸入から半年が経過し、隔離栽培の状況をこの目で見たかったので、隔離栽培をお願いしている神戸植物防疫所 伊川谷圃場に見学の申し込みをしたところ、お盆の平日ならかまわないと言うことで行ってまいりました。

輸入すればあとはなんとかなると淡い期待をしていたのですが、そんなに甘い物ではないことを伊川谷圃場に行って知らされました。



最初の洗礼は隔離栽培中に下記の7品種10本が枯れ死した報告を受けたことでした。中でも3品種が2本とも枯れて品種そのものが無くなっていました。
枯死した経緯をお聞きすると、輸入時に根が罹病している株がいくつかあり、48本全株を一度殺菌消毒してからポットへ植付けたところ芽が出なかったりして枯死したそうです。隔離栽培の申請に際して隔離栽培中の枯死について承諾していますし、生き物ですのでしかたがないことですが2本ともダメになるということは想定外でした。

枯死したベリー

・RAS/ LATHAM RED 1本
・RAS/ SEPTEMBER RED 2本
・RAS/ WILLAMETTE RED 1本
・RAS/ Cumberland black cap 2本
・Bla/ Black Butte 2本
・Bla/ Kiowa 1本
・Bla/ Navajo Thornless 1本

枯れた3品種のうち、特にBlack Butte が枯れたのは非常に残念です。



一通りのお話をうかがい、次に隔離栽培場を見せてもらいました。

隔離栽培場はガラス温室になっていて外部と完全に遮断できる構造で、温室内にはクーラーも設置されていてその使い方を聞いたところ気温や湿度を調整して病害虫が一番活発になるような環境にしてチェックするためだそうで、そこまでしてウイルスを増やして調べなくてもと少し思ってしまいました。



温室に入ると整然と2列にベリーの鉢が並んで置かれていました。

ここで植物に病変が無いか確認しながら、遺伝子レベルでウイルス検査を行っているそうで隔離栽培中のいくつかの鉢では葉にモザイク模様の黄変が見られる物もあり、検査でウイルスが見つかればお渡しすることはできませんと言われました。見た目、大丈夫でも血清の検査もするそうで。もしかしたら半分ぐらいはダメかもしれません。(これも結構ショックでした。)

これまでの検定及び植物体の病徴からウイルスの罹病が疑われるもの
Loganberry Thornless 1株
Triple Crown Thornless 2株
Chickasaw 2株
Kiowa 1株




担当者のお話では、欧米の土壌には線虫が多く(日本にはほとんどいない)それらが病気を感染させているそうで、土付きで輸入できないのはそれが原因だそうです。

今回輸入したのはアメリカで普通に売られている苗木ですが、担当者の方から色々な話をお聞きして普通のベリー苗だとウイルス検査をパスするのは非常に難しいのだということがよく分かりました。何株合格するか分かりませんが、次回輸入することがあれば今度はウイルスフリー苗を探してみようと思います。



鉢を色々見て回りましたが、ローガンベリー苗2鉢のうち、一鉢は明らかにローガンベリーでは無い葉をしていました。購入したナーセリーで名札間違いがあったようです。

↓↓
 ローガンベリー   ↑↑ 品種違い




見学を終え、担当者の方にお礼を言って圃場を後にしました。

さて、来年1月にどれだけのベリーが手元に届くのやら、あまり期待せずに待ってみようと思います。

【2010/08/14 00:02】 Berry's Garden | TRACKBACK(0) | COMMENT(4)
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