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プランター加工







プランター
加工


温帯種の植え替えの準備でプランターの加工を行いました。

昨年試験的に作ったスリムなプランターです。

栽培環境が限られる中、栽培スペースの有効活用したいと考え考案しました。

温帯スイレンの植え付け容器は昔から丸というのが定番ですが、最近根茎が伸びる大型品種も増えてきたので丸鉢ではなく角型プランターを使用されている方もいらっしゃると思います。
家庭での栽培において根茎の成長を考慮した容器を考えた場合、長さは重要な要素ですがある程度深さで根量を確保できれば幅は必要以上に大きくなくても良いと考えています。そんな私の理想にあうプランターが無いので市販プランターを加工してスリムなプランターを自作しています。

昨年秋にプロトタイプを作成しましたが反省点も多くそれらの問題をもう一度整理して自分なりに満足できるものができました。

加工寸法等は前回のままですが加工方法を変更しました。

カットする前に墨だしを行いますがマジックでカットラインを描くのをやめ、荷造用布テープをカット幅に裂いてプランターに貼り付けます。(この部分は手間の低減です。)

切断ですが、はさみや普通の木工用のこぎりを使っていましたがアクリル、塩ビ専用ののこぎりを新たに購入して使っています。(たしかに切りくずが少なく良く切れます。)

本体の接着はリベットのままですが、リベット径2.4m呼びサイズ32 からリベット径3.2mm呼びサイズ43に変更しました。
変更した理由はプランターの素材がプラスティクでやわらかくほとんどの箇所でリベットだけでは頭部が接着部にめり込んで変形しています。下穴が少しでも大きいとそのまま抜けてしまい打ち直ししたケースも少なくありません。
それを防止するには裏側に平ワッシャーを入れてサンドイッチにしなければなりません適当な部材を身近で探しましたが2.5mmの平ワッシャーだけ販売している店が無く一番小さなサイズが3mm用だった為サイズアップしたしだいです。

ワッシャーを入れたことで確実に固定できるようになり仕上がりもきれいになりました。取扱説明書では下穴をリベットより大きな穴で開けるように書かれていますが素材がやわらかいので同じ3.2mmで開けてリベットを押し込みます。

今回、コウホネ分も考えて55cmサイズを2個、35cmサイズを8個製作しましたが、結構きれいに作ることができました。
















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【2010/03/29 10:03】 Water Garden | TRACKBACK(0) | COMMENT(2)
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